一矢報いる

「諸悪の根源は、あの悪の帝王だ!」
なんて、なかなかない。

原発に対して、あれこれ意見はあるけど
やっぱりないほうがいい。
でもなくすためにはどうしたらいいんだろう。

東電に乗り込んでいったら
厳重な扉の向こうに、ワイングラスを片手に、部下を引き連れ、
髭を生やした、うさんくさい悪い奴がいるのか。


そいつを倒したら、世界が平和に。
原発も無くなって一件落着。
TVアニメみたいなことはあるんだろうか。

行ったところで、ほとんどの社員は
真面目に仕事をしているんじゃないだろうか。
与えられた分業された仕事を。

「反対!」と叫んでも、なんだか空ぶってしまう。
自分は何をしたらいいんだろう。

見渡す限りの砂漠を前に、森に変えてくださいと言われたら
「あきらめて何もしない」か
「たとえ自己満足だろうと、自分の周りだけでも木を植える」のどっちかかな。


一本植えたところで砂漠はなくならないけど
『一矢報いる』
そんな言葉が当てはまる。

電柵の電気は太陽発電。
暖房は今のところ火鉢。
いすれは薪ストーブに。

こんなことで原発がなくなるとは
思えないけど、

『一矢報いる』
身近でできることから。

作家の伊坂幸太郎さんの作品が好き。
「モダンタイムス」を読んで、そんな想いになった。



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